VANDYVAPEの「BERSERKER MTL RTA」のレビューです。
今までRDAかRDTAしか持って無くてそろそろ買ってみようかなと思ってたらフォロワーさんにいくつか紹介してもらってとりあえず購入しやすいこちらを選びました(*´ω`*)
今回は「オフィスエッジ」さんにて購入しました!いつもお世話になってますm(_ _)m
めっちゃ味出て最高です。MTL恐るべし。
VANDY VAPE とは
VandyVapeは2016年に設立された中国の深セン市に本拠を置くVAPEメーカーです。
MODやアトマイザーはもちろんVAPEアクセサリーの製造販売も行っています。
- PULSE BF
- KENSEI 24 RTA
- KYLIN MINI RTA
- MAZE SUB OHM BF RDA
などを販売しており、ワイヤーの製造、販売も行っています。
ワイヤーの種類も豊富で
- 単線(カンタルA-1、SS316、Ni80)
- クラプトン(カンタルA-1、SS316、Ni80)
- メッシュワイヤー(カンタルA-1、SS316、Ni80)
- ヒューズドクラプトン(SS316、Ni80)
とかなりの種類を取り揃えています。
低価格で高品質な商品を展開しており、日本国内でも多くの商品が展開されています。
BERSERKER MTL RTA 詳細スペック
本体スペック
- 製造:Vandy Vape製
- 直径:24mm
- 高さ(2mlタンク時,スレッド無し):31mm
- 高さ(4.4mlタンク時m,スレッド無し):45mm
- スレッド高:5mm
- ドリップチップ:510サイズ
- 接続規格:510接続
- ビルド:シングルRBA前提
- 重量:約130g
- エアフロー:ボトムエアフロー
- エアフローホール幅:1.6 , 1.4 , 1.2 , 1.0 , 0.8mm
- 素材:SS、ウルテム、ガラス
- カラーバリエーション:SS、ブラック、ゴールド、レインボー
24mm幅のアトマイザーなので乗せるMODには注意が必要ですね。
にしてもデカイ!4.5mlタンクにすると今持ってるアトマイザーの中でも一番大きいかも・・・
初のRTAで楽しみってこともあるけど、味が出てくれるそうでそちらも細かく見ていけたらなと思います。
開封
青のパッケージって何気に珍しい気がする。うっすら人の口が印刷されてて怖い。(悪魔かな?)
裏には商品の説明が簡単に載っています。
早速開封!本体と各パーツがキレイに収まってて気持ちがいいです。
内容物をすべて出すとこんな感じ。結構部品が多いですね。
BERSERKER MTL RTA 内容物
- BERSERKER RTA MTL本体
- ユーザーマニュアル
- 交換用ガラスチューブ(4.5mm用)
- 交換用チャンバー(4.5ml用)
- 交換用ドリップチップ(黒)
- プラスドライバー
- チャンバー交換用コイン
- 各種予備Oリング
- デッキ用予備ネジ x2
- 予備用ポジティブピン
- ヒューズドクラプトンコイル x2
書き上げるとてんこ盛りだなー( ゚д゚)VANDY VAPEさんの本気度が伺えますねw
これだけでもワクワクします(`・ω・´)
こちら付属のヒューズドクラプトンコイルですがめっちゃ細いです。
尚抵抗値はかなり低い模様。あとから抵抗値を測ろうと思います!
BERSERKER MTL RTA デザイン
本体はこちら↑
うっすら見える文字は「ENTER A STATE OF WILD FURY」と書かれてます。
訳そうと思ったけどなんかよくわからない・・・野生の怒りに触れる?とかかな。わからん
底面には商品名とかブランド名、認証マークの他にもユーチューブのURLなんかもありますw
正直URLは無い方が良いと思ったけどMODに乗せちゃえば見えないしいいかー
トップキャップを分解するとリキチャ用のホールがこんにちはします。
ホール自体は結構な広さがあってリキッドを入れやすいです。タンクの容量は関係なくリキッドを補給しやすいのはかなり便利です。
トップキャップとチャンバーを外す際はコインのような道具を使います。
するとネジが外れますので分解することができます。もちろん大きめのマイナスドライバーでも大丈夫です。
本体を分解したものがこちら。これだけでも結構な部品の数ですねwシンプルなRDAやRDTAしか使ってこなかったので凄く楽しいw
ウルテムチューブがOリングに癒着気味だったので外すのにかなり手こずりました・・・はじめに付いてるチューブがガラスじゃなくて良かった・・・
ここからは本体の上部からパーツを見ていこうと思います。
こちらドリップチップです。左がウルテムで右はデルリンかな?細長い形状に作られています。
内径は約3mmほどと細いのでMTLにピッタリのドリップチップになってます。
どちらも仕様は全く同じなので好みやデザインに合わせて変えられます(*´ω`*)
上はトップキャップです。2つの部品に分かれています。
裏側はこんな感じ。ちゃんとリキッドが漏れないようにOリングが装着されています。
くぼみが大きいけどなにか意味があるのかな。別にリキッドだけだからいらない気もするけど。
続いてチャンバーとチューブです。
左が2ml、右が4.5mlのセットです。2mlのチューブはウルテム製に対して4.5mlのチューブはガラス製になっています。
4.5mlのガラスチューブは割れそうだしどっちもウルテムでも良さそうな気がしますが気をつければいいか・・・
こちら2.0mlのチャンバーです。某漫画の生贄の烙印のようなマークが刻印されてます。(もうほとんど同じでなにがなにやら・・・)
チャンバーの内部はドーム型で先端に行くにつれて狭くなっていきます。チャンバー自体は若干狭く作られています。
続いて4.5mlのチャンバーです。こちらも2.0mlのものと同じ刻印がされています。2.0mlチャンバーと違うのは蒸気の通る管が長くなってます。
こちらのチャンバーもドーム型になっていますが若干こちらのほうが高さがあります。
続いてデッキとベースパーツを見ていきます。
デッキはシングルビルド前提になっており、中心にエアホールになってます。構造は一般的なシングルビルド前提のものですがエアホールが結構小さくできてますね。
デッキを解体するとこんな感じです。結構シンプルな設計で分解して洗浄するのも簡単そうです。ポジティブピンは分割になっています。
ポジティブピンは調整可能みたいですが、通常でもしっかり出っ張っているので調整しなくてもいいかも。
エアフローは内径が大きいものから1.6 , 1.4 , 1.2 , 1.0 , 0.8mm , 全閉に設定することができます。片側1箇所のみなのでかなりエアフローを絞ることが出来そうですね。(結構しっかりした精度なので全閉だと全然吸えません)
ビルドしてみる
現在、手をけがしてしまっているのでプリメイドコイルでビルドしていきます。
猫に引っかかれちゃってワイヤー巻くのが辛い(´;ω;`)
ビルドの最中の写真を撮り忘れて完成後になっちゃいました・・・
コイルの足はネジに半周巻きつけました。半周巻かずにビルドしてしまうとチャンバー部分に足が接触しちゃいそうなので半周巻いたほうが安心かな?
コイルの高さはエアホールに近づけすぎない程度に下げてます。
ビルド自体は結構簡単でした。
ドライバーン後の抵抗値は0.3Ωジャストで気持ちいいwけどこんなに抵抗値低くなくてもいいよね。
軽くドライバーンしてウィッキングしました。
構造的にコットンは裂きすぎないほうが良さそうです。トップキャップを閉めるときの圧力でリキッドが過剰に供給されちゃうのでちょっと注意です。
逆にギチギチのコットンだと供給されずドライヒットに繋がりますのでここも気をつけたほうがいいです。
吸ってみる
エアフロー
まずドローについて。1.6 , 1.4 , 1.2 , 1.0 , 0.8mmと全閉。
1.6mmホール、1.4mmホール
重すぎず軽すぎないドローでこれでも全然吸えちゃいますね。
1.6mmと1.4mmはそこまで違いが無いです。
1.2mmホール、1.0mmホール
ここから結構ドローが重くなってきます。
例えるとすれば普通の紙巻きたばこくらいかな?
0.8mmホール
いい感じに重い!これが一番良いかもw
上では紙巻きたばこでしたが、こちらは当たりを引いたときのiQOSくらいですね。
しっかり絞られてて吸い心地がすごく合って気持ちいいですw
全閉
吸えないことは無いけどかなり重いです。
0.8mmホール側と1.6mm側でどちらでも全閉にはできるんですが、0.8mmホール側が全閉ですね。1.6mm側は結構軽くなっています。
ホールのサイズを問わずほとんど音が出ません。出たとしてもシューと音がするだけで気になる程ではないですね。これは凄くいいところです。ほんと静かで満足してます。
味
味の出方ですがしっかり出てくれてます。これは価格以上の完成度。コイルの位置もちょどいい感じだったのかも。これだけ味が出てくれれば最高ですね。
蒸気は熱すぎず低すぎずいい感じですね。コイルから吸口までの距離が長い構造なのでちょうどいい温度になってくれます。このお陰で味もわかりやすくなってます。
まとめ
良かった点
- 24mmRTAなのでタンク容量が多い
- ビルド時にワイヤーガイドがあるのでビルドしやすい
- デッキ部分も分解しやすく、きちんと洗浄できる
- しっかりドローが重い
- リキッドを選ぶが味は出しやすい
2mlタンクか4.5mlタンクを切り替えできて1日リキチャしなくても持ってくれるのは助かります。リキッドボトル持っていかなくていいからね。
ビルドもワイヤーガイドがあるのでコイルの足を固定しやすくなっています。チャンバーに接触しちゃうと短絡の原因になっちゃうからしっかり固定できるのは便利。また、デッキは細かく分解できるのでしっかり洗浄できるのも良いですね。分解して洗浄機にポンするだけで良いからすごく助かります。
MTLアトマイザーとしてドローがしっかり重いので好きな人はハマると思います。紙巻きたばこに似た吸い心地で投稿者は1軍にいれてます。
タバコ、お茶系のリキッドは味がわかりやすく出てくれるけど、それ以外のフルーツ系のリキッドは味がぼんやりする気がします。タバコ系リキッドをよく吸っている方にはかなりおすすめです。
気になる点
- 負圧注入式なのでトップ側からリキチャすると漏れやすい
- ウィッキングが難しい(梳きすぎると漏れるし梳かないと供給不足になる)
- ポジティブピンが細くて耐久が心配
トップキャップからリキッドをチャージする設計になっているのですが、これがいかんせん漏れる。トップキャップを締めるときに圧力がかかってコットンにリキッドが過剰供給されてしまい、ボトムエアフローから漏れ出てしまいます。対策としてはビルドとウィッキングを追求していくか、諦めて逆さまにしてボトム側からリキッドをチャージするしかありません。
あと、ポジティブピンがかなり細いです。調整するために分割されていますが、そのせいで細くなってしまっていますね・・・メカニカルMODで使用する際はメンテナンスをしっかりするなどの注意が必要かも。
全体的に見るとまあまあといった感じです。ウィッキングが結構シビアなのでビルドデビュー時の選択肢には入れづらいです。ウィッキングが甘いとだだ漏れになるので、ちょっと危険です。
慣れてしまえばかなり使える子なのでビルド・ウィッキングを数回したあとに買ったほうが良いかなーと思うアトマイザーでした。
↓購入はこちら
以上です!ありがとうございました!
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