今回はEleafの「iStick Pico S with ELLO VATE」のレビューです。
初心者向けMODとして未だ熱い人気を誇るiStick Pico 75Wを出したEleaf社の新しいテクニカルMODキットとなっています。
いいなーと思っていたらCvapor.comさんからお声を頂いて提供くださりました!ありがとうございます!
それではレビューに移っていこうと思います。
Eleafとは
Eleaf Electronicsは中国の深セン市に2011年に設立されたVAPE(電子タバコ)メーカーです。
日本でも高い人気を持つiStickシリーズの他にもアトマイザーやアクセサリーの開発や製造を行っています。
- iStickシリーズ
- Lexicon
- iCareシリーズ
- Coral 2 RDA
- ELLO クリアロマイザー
などを販売しています。
低価格で高品質な商品を展開しており、日本国内でも多くの商品が展開されています。
iStick Pico S with ELLO VATE 詳細スペック
iStick Pico S 100W スペック
- Eleaf社製
- 510スレッド採用
- サイズ:52.5 x 28.5 x 81mm
- 対応アトマイザー:26.5mmまで対応
- 重量:142.8g(バッテリー無し)
- 使用バッテリー:21700サイズ or 18650サイズ(要バッテリースリーブ装着)
- ワッテージ:最大100W
- 出力電圧:0.5V~9V
- 対応抵抗値(VW):0.05Ω~3.0Ω
- 対応抵抗値(TC):0.05Ω~1.5Ω
- 搭載モード:VW、バイパス、TC-Ni、TC-Ti、TC-SS、TCR-M1~3
- カラー:レッド、ブラック、ホワイト、シルバー、ダズリング、ブルー
- LED搭載:全7色
- 高速充電対応
- 保護機能:逆極性保護、回路保護(過充電、過放電)、短絡保護
- 立ち上がり:0.03秒
- ファームウェアの更新;有り
今までのiStickシリーズからかなりパワーアップしてます。最近のテクニカルMODのチップ性能の向上はかなり目立っていたので対抗してきた感じかな?
立ち上がりが0.03秒なのもいいけど、プレヒート機能も搭載されているのは嬉しいです。
▲サイズ比較にアメスピを並べました。意外と小さいですよね。持ってみた感じかなり小さく感じます。
ELLO VATE クリアロマイザースペック
- Eleaf社製
- 510スレッド採用
- 直径:25mm
- 直径(タンク部分):28mm (6.5ml version)
- 高さ(スレッド無し):56mm
- スレッド高:5mm
- タンク容量:6.5ml
- 対応コイル:HW-N 0.2ohm Head 又は HW-M 0.15ohm Head
- カラーバリエーション:レッド、ブラック、ホワイト、シルバー、ダズリング、ブルー
大容量タンクで幅広なアトマイザーになっています。抵抗値がかなり低いコイルを使用することになるので少し注意が必要ですね。
iStick Pico S with ELLO VATE 開封
▲これがElaf iStick Pico Sキットのパッケージです。
▲裏面には内容物が記載されています。バッテリー同梱の有無はこちらには記載されません。
▲今回、提供いただいたキットは21700サイズのバッテリーが付属しています。同梱されている場合は21700の緑色のシールが貼られます。
▲それではサクッと開封していきましょう。
▲めっちゃギラギラしてるw SS良いよね?
▲こちらがパッケージに収納されている内容物になります。
Eleaf iStick Pico S 100W Kit with ELLO VATE 6.5ml セット内容
- Eleaf iStick Pico S 100W 本体
- ELLO VATE アトマイザー
- 21700サイズバッテリー(Avatar AVB 21700 4000mAh 3.7V 30A)
- 18650→21700変換スリーブ
- USBケーブル
- ELLO VATE アトマイザー用 2mlガラスチューブ
- ELLO VATE アトマイザー用 コイル(0.2Ω)
- ELLO VATE アトマイザー用 各種交換用Oリング
- 各種マニュアル
となっています。結構シンプルです。ごちゃごちゃしてなくて分かりやすいです。画像に載せ忘れましたが、18650→21700変換スリーブが付属しています。
MODとアトマイザーのマニュアルには一応日本語が用意されています。
▲初めは「あれ?バッテリー入ってない?」と思いましたが、MOD本体に収納されていました。しっかり絶縁もされていたので大丈夫でしょう。21700バッテリーが付属されているのはかなり嬉しいですね。ていうか21700サイズ初めて手にしたな・・・
iStick Pico S デザイン
それではデザインを見ていこうと思います。まずはMODから
▲今回提供いただいたのはSSカラーになっています。結構派手に見えますが、実物は結構スッキリしたデザインになっています。
このデザインはスポーツカーにインスパイアされたようでEleafの他のMODと比べても思い切ったデザインになっています。
▲こちら反対側になります。手前の筒状のパーツがいい感じにグリップになるのでかなり持ちやすく設計されています。
▲正面はこんな感じ。上にパフボタンがあり、真ん中に液晶、液晶の下に+-ボタンとUSB差込口があります。
▲反対側はバッテリーを装着する筒があります。持つときにこの筒の丸みがいい感じにフィットします。
▲左がアトマイザーを載せる土台。右のバッテリーを入れる筒にEleafロゴが載っています。
▲底面にはちゃんとベントホールもあります。
▲21700バッテリー同梱版だとはじめからバッテリーが装着されています。
▲バッテリーを入れる筒には全面に波状にラインが入っています。簡単な滑り止めの役割をしてくれるので便利です。
それにアトマイザーを装着した状態でもバッテリーの着脱がしやすいのは非常に助かります。
▲21700バッテリーを入れるとぴったりサイズ。
▲ここでやっと登場。18650→21700変換スリーブです。
▲18650バッテリーに装着することで21700サイズとして利用できます。
▲本体側にはバッテリーの向きがわかるようになっています。本体側がプラス極になっていますね。これにはスプリングが入っているので筒にバッテリーを入れたあとはは軽く押し込みながらMOD本体に装着する必要があります。
▲MOD本体とバッテリーケースの間にLEDが付いており、全9種類のセッティングで変化をつけることができます。
対応するカラーはデフォルト(グリーン→ブルー→レッドの順)、レッド、グリーン、ブルー、シアン、ホワイト、イエロー、パープル、OFFの全9種類です。
iStick Pico S 100W 操作と機能詳細
操作方法
- 電源ON/OFF:Fire buttonを3秒間の間に5回プッシュ
- キーロックON/OFF:+ボタンと-ボタンを長押し
- メニュー起動:Fire buttonと+ボタンを長押し
- モード切り替え:Fire buttonを3回プッシュ
- ワッテージ上限設定:TCモード時にFire buttonを4回プッシュ
▲VWモード時の表示
▲TCモード時の表示。各TCモードで右上の文字が変わります。
▲TCモード時にFire buttonを4回押すことでワッテージを設定することができます。
▲Fire buttonを3回押すことでメニュー画面に移行します。
それぞれ簡単に説明すると
- EXIT:戻る
- SUBPARAMETERS:メイン画面に表示する情報(パフ回数、パフ時間、アンペア)
- STEALTH:ステルスモードON/OFF
- PREHEAT(予熱機能):Power(ワッテージ)、Duration(プレヒートする時間)、EXIT(戻る)
- LOGO:ロゴの表示/非表示(PCに接続し設定する必要有り)
- COLOR of LED:LEDの色選択
- VERSION:ハードウェア、ファームウェアの確認
- BATTERY:バッテリー電圧の確認
- COIL:TC・TCRモード時の抵抗値のロックON/OFF
- TCR:TCR時にM1~M3を選択
となっています。
PREHEAT(予熱機能)はVWモードのみ。COIL(抵抗値ロック)はTC、TCRモードのみ。TCRはTCRモードのみで表示されます。その他の機能は全モードで表示されます。
ロゴはMODとパソコンを接続して設定する必要があります。
ELLO VATE デザイン
続いてELLO VATE クリアロマイザーのデザインです。
▲初期は6.5mlガラスチューブが装着されているのででっぷりしたデザインになっています。本体とも一体感があって良いと思います。
▲リキッドチャージは上部トップキャップをスライドして行います。最近のクリアロマイザーはこの形が流行ってますね。正直大好きです。
▲デッキ裏はこのようにアトマイザーの名前とブランドロゴ、認証マークが刻印されています。
▲簡単に分解しました。だいたい5つのパーツで構成されています。トップキャップもまだ分解できそうですが、壊れたら嫌なので割愛。
▲まずはドリップチップから。ハニカム仕様のドリップチップ初めてかも。意外とおしゃれなのね。
▲吸口はワイドボアになっており、クラウドチェイサー向けかなと思います。
▲サイズは810サイズになっています。510サイズのドリップチップは別途アダプターを用意しないと対応しません。
▲トップキャップとチムニーは1つになっています。
▲先程も画像を載せましたが、トップキャップをスライドするとリキッド注入口が現れます。
▲注入口のゴムパーツは2種類あります。左が口が広いパーツ。右が口の部分が閉じたものになっています。
もちろん付け替えることができます。
▲画像では分かりづらいかもしれませんが、真ん中の部分に切り込みがありまして、
▲切り込みからリキッドのボトルを挿し込んでリキッドを入れることができます。とことん液漏れを防ごうとする意気込みは伝わります。
▲ガラスチューブは2種類あります。左がCONVEXガラスチューブ、左がノーマルガラスチューブです。好みに合わせて選ぶことができます。
▲コイルはHW-Nコイルを使用します。抵抗値は0.15Ωと0.2Ωの2種類。
▲このコイルはネット状のワイヤーを使用する新しいコイルになっています。メッシュワイヤーかな?使ったあとに分解してみたいと思います。
▲エアフローの調整は無段階で全閉だとしっかりドローが狭まります。精度は高いかな?
▲念の為にピンの出方を載せておきますね。もちろんクリアロマイザーなのでメカニカルMODでの使用はNGです。
使用した感想&まとめ
まず良かった点と悪かった点を。
良い点
- テクニカルMODとして欲しい機能は全部揃っている
- 立ち上がりが0.03秒と早め
- 26.5mmまでのアトマイザーを載せられる
- SSであっても指紋が目立たない
- 若干サイズが大きいが持ちやすいようにデザインされている
悪い点
- 小型MOD好きには大きい
- 説明書が簡素で情報が足りない
- ちょっと重い
21700バッテリーを使用できるMODでもかなり持ちやすく大きさを感じさせないデザインで個人的にかなり気に入っています。
今回、SSカラーを提供くださったのですが、思ったより指紋が目立たなくて良いですね。本体がヘアライン仕上げでバッテリーの筒も波状のラインが入っていて指紋がついても気になりませんでした。
ただ、21700バッテリーを使用できるMODなので少し重い・・・仕方ないんですけどね。同じ21700バッテリーが使えて軽いMODのほうが良ければは同社ではiStick Pico 21700があるのでそれが良いかもしれないです。
この記事を書くときに機能確認をするためにマニュアルを読んでたんですが、いかんせん情報が少ないです・・・もうちょい詳しく載ってると良かった。
▲Berserker MTL RTAを載せるとこんな感じになります。お気に入りです。
今回は提供いただいた商品ということもあってなるべく優先してレビューしたので、後日1週間の使用レビューを追記しようと思います。
価格やその他情報についてはこちら
【KIT】Eleaf iStick Pico S 100W Kit with ELLO VATE 6.5ml by Cvapor.com
【MODのみ】Eleaf iStick Pico S 100W Box Mod with 4000mAh Capacity by Cvapor.com
Cvapor.comでの購入できるものには21700バッテリーが付属しています。念のために購入前に上記リンクからご確認ください。
以上です!ありがとうございました!
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