今回は筆者が愛用している「HASTUR MTL RTA MINI」と同じブランドから出たセミメカチューブMOD「CTHULHU TUBE」をご紹介します!
ずっと18350バッテリーを使えるセミメカチューブMODを探していて「AmerPoint Colibri MOD」というハイエンドブランドのものがあったんですが、結構良いお値段で手が出せず・・・
そんなときに発表された「CTHULHU TUBE」は低価格で実用性の高いだったのでポチっちゃいました!
初期製造時点での基板には問題があったようで、この記事では修正版の基板を搭載した製品をレビューしていきたいと思います。
購入にあたって利用したお店は「オフィスエッジ」さんです!
この製品はメカニカルMODなのでバッテリーに関する知識が必要となります。初心者のかたの購入はお控えください。
CTHULHU MOD とは
CTHULHU MODは2014年に設立されたブランドで中国の深セン市に本拠をおいているVAPEメーカーです。
性能が良く価格も安価でコストパフォーマンスの高い商品を多く開発製造しています。
CTHULHU MODでは現在、
などが販売されています。
ブランドロゴは名前の通りクトゥルフ神話をイメージした蛸のようなデザインになっています。
CTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」詳細スペック
本体スペック
- CTHULHU MOD製
- セミメカニカルMOD
- サイズ:18650バッテリー時 80 x 24mm、18350バッテリー時 50 x 24mm
- 重量:18650仕様 約110g、18350仕様 約75g
- 対応バッテリー:18650・18350
- 搭載チップ:デュアルMOSFETチップ搭載
- 接続規格:510スレッド接続
- 抵抗値下限:0.1Ω
- 最大電流:40A
- カラーバリエーション:シルバー、ブラック
- 安全機能:短絡防止、バッテリー逆差し保護
18650・18350バッテリーの両対応セミメカチューブMODです。もちろんセミメカなので本体に基板を内蔵しています。この手のMODは珍しいので国内での在庫は希少になるかもしれない。
初期生産分の製品で搭載されていたチップに改良が加わっています。
改良点
- 回路パラメーターの修正(加熱時の遅延修正)
- 樹脂パーツの追加
- 防水コーティング
改良前のチップではヒート後に余韻が残っていたみたいです。いくらチップの換装ができると言ってもすぐに壊れてちゃ高くついちゃいますよね。それを考えると改良されてすごく良かったと思います。
今回初登場の「デュアルMOSFETチップ」は今後他のMODでも採用されそうなくらい良さそうな気がします。
CTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」開封
▲こちらが今回ご紹介するCTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」のパッケージです。
▲パッケージがかなりおしゃれ・・・花柄の特殊紙で作られた筒は珍しいですね。
▲パッケージを開けるとポーチが出てきます。本体はこの中に収納されています。
▲箱の中に入っているものをすべて取り出すとこんな感じ。
CTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」内容物
- CTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」本体
- オリジナルポーチ
- マニュアル
- WARNINGカード
となっています。至ってシンプルですね。
▲オリジナルポーチは無地とかなりシンプルです。
▲30mlボトルだとキャップが少しはみ出るくらいのサイズです。ボトルの種類によっては4本収納できるかな。
CTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」デザイン
▲今回購入したカラーはSSです。スイッチとロゴというかなりシンプルなデザイン。
▲いままでのロゴから急に可愛い路線に変わってて驚いたけどこれはこれで有りかも・・・
▲ロゴとスイッチ以外には何もなく凄くシンプルなチューブに仕上がっています。
▲510スレッドに対応したアトマイザーを載せることができます。あくまでもメカニカルMODなのでクリアロマイザーでの使用はおすすめしません。
▲下部には名称とロットが刻印されていました。レーザー刻印の精度もバッチリ。
▲分解するとこんな感じ。パーツは大きく分けて4つに分かれます。
▲まずはトップパーツから。先にも書いたとおり510スレッド接続となっています。
▲トップパーツの内側はこのように基板がむき出しになっています。
▲基板はネジで固定されているだけなのですごく簡単に取り外すことができます。初期ロットのものはネジ頭が大きかったのですが、こちらは低頭ネジに変更されていました。
▲取り外した基板がこちら。こちらはバッテリー接続側です。発売されてから少しおいて購入したので初期に製造された基板ではなく、新しく製造された改良版のものになっています。
▲アトマイザー接続側はこんな感じ。スプリング式ではなく樹脂が挟み込んであるだけという簡素な作りです。初期ロットではこの樹脂すら無く、端子の部分が折れる事象が多かったようで修正されました。
▲内側には絶縁用のインシュレーターが装着されているので、万が一にバッテリーのスリーブが破れてしまっても短絡を防ぐことができます。それでもバッテリーのチェックは忘れずにしておきましょう。
▲2つのチューブは両側のスレッドがオスのものと、オスメスがあるものがあります。
▲最後にボトムパーツを見ていきます。
▲ボトムパーツの内側にはプラスの記号が刻印されていました。バッテリー入れる場合はボトム側にプラスがくるようにするみたいですね。
▲バッテリーキャップはねじ込み式になっていてバッテリーの長さに合わせて調整します。(同じサイズのバッテリーでもブランドによって誤差が出るため)
▲最後まで回すと完全に分離することができます。
▲組み立て順に並べるとこんな感じ。左から2番目のチューブの有無でサイズを変更することができます。
▲このCTHULHU MOD「CTHULHU TUBE」は18650バッテリーと18350バッテリーに対応しています。(サイズ記載のされているバッテリーがEfestしかなかった・・・)
▲18650バッテリーを使用すると高さが8cmになります。
▲18350バッテリーを使用すると高さが5cmになりかなり小型のMODとして運用することができます。
▲筆者が一番気に入っているアトマイザーで同メーカーのCTHULHU MOD「HASTUR MTL RTA MINI」を18350バッテリー仕様のものに乗せるとこのようになりました。
▲18350仕様にアトマイザーを載せても18350仕様の「MOD101」と同じくらいのサイズに収まる・・・良い・・・
▲18650仕様にしても18350仕様の「MOD101」とほとんど同じサイズになりました。セミメカチューブ恐るべし・・・
まとめ
1週間使ってみて良かった点と気になる点に分けてまとめています。
良かった点
- コストパフォーマンスが良い
- 小さいは正義
- メンテナンス性が高い
- 基板のみの販売もある
メカチューブMODは基本的に高価なものが多いのですが、この製品は国内で購入したとしても4,000円ほどで手に入ってしまいます。基板込でこれは破格ですね・・・似たようなセミメカチューブMODに「AmerPoint Colibri MOD」がありますが、あれはハイエンドMODでかなり高価なので似たようなものが欲しい場合は迷わず買ってもいいかと思います。
このMODの注目点はなんと言っても本体のコンパクトなところですね。手のひらに収まる可愛らしいMODに仕上がっています。手の小さな方でも扱いやすい製品です。
基板の取り外しが可能なので本体のみを水洗いすることも可能です。セミメカチューブMODだけどメカニカルMODと同じくらいメンテナンスしやすいかと。
このMODに搭載されているデュアルMOSFETチップは別途購入することができます。直接輸入するとだいたい500円ほどで購入できちゃいます。
気になる点
- 若干だが重い
サイズの割にしっかりとした重量感があります。バッテリー、アトマイザーを含めるとちょっとした重さになります。小ささを優先すればなんにも問題ないよねー。
18350バッテリーが使用できるセミメカチューブMODの中でも最上級にコストパフォーマンスが良いです。というか普通にMODとしても低価格です。
基板の性能はそこそこ。立ち上がりは若干遅く感じますがそんなにストレスは感じない程度。ちゃんと防水加工されているみたいだし基板のみの販売もあるのはかなり好印象。
小さいMODを探している方だけでなく、メカニカル入門MODとしても良い製品だと思います。
国内のSHOPでは品切れのところが多いので在庫があるときに買ってしまったほうが吉です!
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【海外SHOP】Cthulhu「Cthulhu Tube MOD」【EVERZON】
以上です!ありがとうございました!
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